【ぶらり黄酒探訪 店レポ編6】料理も雰囲気も優しさ溢れる四川料理の新星『中洞』at 千石

【ぶらり黄酒探訪 店レポ編6】料理も雰囲気も優しさ溢れる四川料理の新星『中洞』at 千石

日本だけでなく
中国ですら多く流通していない
中国最古の醸造酒
黄酒(ファンチュウ)。

日本国内では
料理だけでなく
黄酒がたくさん楽しめる
お店が少しずつ増えてきました。

このコーナーでは
料理に加えて
中国酒にも注力されているお店さんへと
旨仙長自ら実際に食事をしにいき、
そのレポートをすることで
みなさんに紹介していけたらと
思っています。

今回は第6店目です!

最寄りは千石駅のようですが
巣鴨から向かいました。
徒歩7~8分ほど。
大通りから一本入った路地を
少し歩いていくと
あたたかな照明が溢れる
一軒のお店。

8月27日にオープンしたばかりの
『四川家庭料理 中洞』さんです。

奥の厨房まで見通せる
大きな窓は
広々とした空間を
外からも感じさせてくれます。

中に入ると
飛び込んできたのは
壁に描かれた
パンダ!!

これ、なんと
シェフ中洞さんの手書き!!
すごい。

四川でパンダ数十匹と会って
虜になったようです。

パンダ、パンダ・・・

時計もパンダ
これも特注だとか。

愛情が存分に感じられますね 笑

メニューも全て手書き。
黄酒の解説も
地図付きでされています。
黄酒屋としては
嬉しくなりますね。
そして、欲しいです 笑

白を基調としながら
木の色がまたあたたかな空間を演出。

黄酒のラインナップは
この通り。
中洞さんチョイスにより
とてもよいバランスで
揃えられています。

メニュー見て頂くと
おわかり頂けるかと思いますが
この日は5000円の
おまかせコースにしましたが
アラカルトでも
とても気軽に
四川料理を堪能できる
価格帯だと思います。

中洞さんご自身も
「気軽に立ち寄ってほしいんです」
とお話されていました。

さて、
この日の
おまかせコースの内容はこちら!

前菜は一度に全てではなく
少しずつ出てくるので
しっかりお酒に合わせられて嬉しい。

「金糸瓜(きんしうり)の泡菜」
発酵させた塩水に浸かった
さっぱりとした味わいの四川漬物。
金糸瓜は口に入れるとほろっと崩れ
独特な食感が印象的。

「豚舌の冷菜」
豚舌は煮汁で煮こんだものですが
舌特有の食感が
しっかり残っていて
食べ応えがありました。

「パクチーサラダ」
塩とごま油でシンプルに
和えられたサラダ。
いくらでも食べられます。

「牛モツと揚げレンコン和え」
噛めば噛むほどに味が出てくる
豚モツは酒のつまみにもってこいの一品!
柔らかなモツにぱりっとしたレンコンが
よいバランスを保ってくれています。

「ピータンと焼ピーマンの黒酢和え」
ピータン×紹興酒は
個人的にもとても好きな組み合わせ。
黒酢がとてもいいアクセント。

「よだれ鶏」
丸鶏をやさしく低温でじっくり火入れ
しているのでとても弾力ある食感。
タレも自家製調合の特製ダレ。

もちろんお酒もたくさん
いただきました!

「黄酒飲みくらべセット」
飲みくらべて実感できる黄酒の魅力。
味も色も違う、枠にあてはまらない
幅広さを楽しめるのは
飲みくらべセットが一番。

ボトルで「石庫門(シークーメン)12年」
この日は貸し切りだったので
ちょっと我儘言って前もって
ボトルごと冷やして頂いておりました。
もともとすっきりした飲み口ですが
冷やすとよりシャープになりながら
クコや干し梅などさまざまな原料を
使用していることから生まれる
味、香りの広がりが楽しめるのです。


「牛ハラミ炒め」
野菜などを使って作った
自家製香味オイルを使用。
食材の旨味をオイルにとじこめ
その油で炒めることで
料理とその旨味が相まって生まれる
自家製風味。
ハラミのプリっとした食感で
箸が止まらなくなります。


少し変化球で
内蒙古の乳酒「百吉納」(バイジー)投入。
白ワインのようで
ほのかに香るミルクの風味と
ホエイ感がクセになります。

「手造り水餃子」
「豚肉シューマイ」

水餃子は皮から中洞さんお手製。
もっちもちの食感で食べ応えあり。
シューマイは
「ミンチの大きさを変えている」
とのこと。
こま切れ、粗挽き、また
鶏の軟骨も少しだけ混ぜているようで
肉の弾力だけでなく
コリッとした食感がアクセントに。

16人での食事だったため
気づいたときには
いろいろなお酒が各卓に並んでいました 笑

こちらは
この日もファン多数、
お馴染み紹興酒
「黄中皇10年」(ファンジョンファン)
福建黄酒「沈缸酒 缸缸好」(ガンガンハオ)

「鶏唐揚げの唐辛子炒め」
いわゆる四川名物ラーズージー。
唐辛子に埋まった鶏肉を
箸で探してゲットする様は宝物探し。
辛い料理には丸味のある味わいの
缸缸好が舌を癒してくれておすすめです。
もちろん、王道”紹興酒の皇帝”も大活躍!

お肉料理が続いて
「スペアリブの香辛料煮込み」

香辛料は四川で調達したという
フェンネルや草果などを使用した
煮込み汁で
じっくり煮込まれたスペアリブ。
肉の旨味だけでなく
香辛料の風味がまた黄酒を
ぐいっと進ませてくれますね。


「里芋の四川漬物ひき肉あんかけ」
四川で愛される「芽菜」という
漬物をアクセントに、
しょうゆベースの優しいあんかけで
やんわりとした里芋をすくって頂きます。
優しい味わいだからこそ
ヤーツァイとひき肉の存在が
際立ちます。


〆はやっぱり
「麻婆豆腐」
ひき肉の味もあってか
見た目ほど辛すぎない味で
すいすいと食べられました。
豆腐の丸まった形を見れば
じっくり焼くようにして
火入れされた様が感じ取れます。
白いご飯と共に
おいしく頂きました。

これとデザートがあったようですが
話に夢中になっていた自分は
食べ損ね&撮り損ねた模様。。
お伝えできなくてすみません。。

しかしかなりてんこ盛りな内容でした。
化学調味料未使用を謳い
野菜をふんだんに使った
四川家庭料理は
胃袋にとっても
優しさを感じるものでした。

運営されている
中洞ご夫妻の
優しく明るい人柄が
料理に、店内のインテリアに
表れているあたたかなお店。
寒くなってくるこれからの時期に
ぴったりだなと思います。

普段は看板息子君も一緒に
その雰囲気づくりに
一役買ってくれているようです 笑

ぜひこのあたたかなお店の魅力、
お楽しみ頂きたいものです。

『四川家庭料理 中洞(なかほら)』
▼住所
東京都文京区千石4-43-5 ラピュタ千石大武ビル 1F

▼連絡先
03-5981-9494

▼HP
・ブログ
https://ameblo.jp/nakahora/

・Facebook
コチラ