donの酒蔵訪問記 VOL.1 紹興<序章>2018.3.16深夜 ~スマホより、大事なもの。~

donの酒蔵訪問記 VOL.1 紹興<序章>2018.3.16深夜 ~スマホより、大事なもの。~

16日(木)21時頃、仕事を終えて
上北沢にある事務所を後にし、
空港へ向かいます。

黒猫夜、酒中旨仙率いる
旦那さんは数えることができないほど
中国を行き来していますが、
僕は仙長を名乗りながらもこれまで
紹興酒の産地、紹興へ訪れたことが
ありませんでした。
黄酒売りを生業としているのに
どうなのそれ?とlittle donが
心の中で投げかけてくるのです。

そのつぶやきも今回で止むでしょう。
ずっと行きたいと思っていた場所、
紹興へ念願の訪問です。

中国語は勉強中ですが
まだまだスラスラ話せるレベルではないので、
一人旅に楽しみと不安とが入り混じる
小心者です。

しかし今回は、2泊4日という旅路の中で
2日間は現地の方々と約束させて頂いていました。
行けばなんとかなるでしょ!
そんな軽い気持ちも少しはありました。

その甘えから生まれた油断が招いた事件。
その洗礼から、紹興の旅が始まったのでした・・・。

羽田2時10分発。上海5時着。
初めて深夜便を使いましたが、
平日にも関らず
かなり人で賑わっていました。
上海行きは中国人ばかりで、
国内なのにアウェー感満載。

ちなみに僕は空港で両替しましたが、
現状レートは18.63元。ご参考まで。
深夜だと搭乗口の外には1つだけ、
中には3つほど窓口がありました。
その中で一番レートのよい場所で交換。

深夜でもやっている飲食店はちらほらあって
うどんを食べて腹ごしらえ。
ビールは我慢。

心配性なもので、搭乗手続き前に借りた
Wifiの設定を早めにして、
スマホをいじらないようにしていました。

中国へよく行く方はご存知だと思いますが
中国ではGoogleやFacebook、Lineなど
日本の検索エンジンやSNSが使えません。
これらを使うためにVPN付Wifiを
レンタルしなければなりません。
これがないと日本の人はきついと思います。
Freeのwifiが繋がる場所で
baiduを使うことはできますが
全部中国語ですしね。

時間帯が時間帯だけに飛行機は寝るだけ。
今回はLCC活用。ピーチです。HPはコチラ

行きは荷物預け不可、
帰りはお土産を考えて一つ荷物を預けられる設定にして
その分少し料金が上乗せになりましたが
それでも羽田―上海往復で28000円程度。
安い!荷物少ない人はもっと安く行けます。

お尻は痛くなりましたが
5時、上海浦東空港到着。

上海空港初めて使って知ったのですが
主要な観光地出るまでは結構時間がかかるのですよね。

今回は初めて新幹線に乗るべく
浦東空港から上海虹橋駅まで移動しました。
地下鉄やバスなど手段はいろいろありますが
時間が5時だとまだ動いていなくて
大体6時頃から動き出すのです。

飛行機から出る時間や
入国検査など時間が結構かかって
結局6時ぐらいになっていました。
並んでいる間にWifiの設定完了。
でも
虹橋駅に7時37分発の電車だったので
安全策でタクシーしかないなと。

地下鉄でもよかったのですが(なんと8元でいけます!)
1時間半かかります。うーん。

タクシー、呼び込みのおっちゃん
いくらで行けるの?と聞いたら
「100元多!」というから
これは嘘だろ、と思いつつ
乗ったら違うドライバーさん。
聞いてみたら
「200元多!」
おお、倍返し!

そして結果、280元。
・・・モヤモヤ。まぁ、授業料ということで。。
そんなもんじゃない?という声もありますが
今は実際どのぐらいなのでしょう。

虹橋駅もとても大きい!
でも開放された入口はひとつだけだったので
人の流れに乗って迷わず行けました。

チケットは

手数料かかってしまいますが
話せなくても予約番号と時刻が掲載の
画面を見せるだけで引き替えてくれるので
便利でした!

さぁ、初の新幹線!
このあと会う約束の袁さんに
連絡をしよう、と
スマホとwifiを・・・



wifiを・・・




wifi・・・







wi・・・









あれ?










ない・・・。










リュックの中身を全部出す。

よくあるのです。
ないと思っても、あることが。
普段からよくあることなのです。

リュックの中身の色、黒。
wifiの入ったポーチ、黒だから。
カメレオンのごとく
同調しているのだろう。
むしろ、そうあってくれ!
何回もリュックをまさぐった。













途方にくれて、とりあえず外を撮影。
自分の間抜けさを忘れないように。



集合時間と場所は決まっていたので
その場所まで行こう。
Free Wifiが使えるかもしれない。
Wechatでは連絡が取れるはずだ!

感動の紹興到着のはずが
焦りと不安色に染まった
紹興との出会い。

Wifiが使える場所を売店の人に聞いてみる。

「この辺は使えるところないよ。」

そう、紹興北駅はFree Wifi使える場所は
ありませんのでご注意ください。
(使えるよ!という方はご一報ください。
僕みたいな人を救えると思います。)

交番に駆け込む。窓口はお姉さんが1人。

「Wifi使えなくても電話できるでしょ?」
みたいに言われるが、使えません。
僕のスマホをとっていろいろ見てくれる。

Wechatのトーク画面を見て
袁さんが電話番号を
教えてくれていたことを思い出す。
これを見た窓口のお姉さんが
自分のスマホで袁さんにかけてくれました。

早口で聞き取れない。
日本人の友人が来てますよ
みたいなことを笑いながら話しているから
「スマホが使えないみたい、はっはっはっ」
「えー!?まぬけな子が来たわねまったく」
みたいなことだと思います。
でも、この人、神だ、
と思っていた僕は何を言われても
感謝にしか思えませんでした。

「そこに座ってて」

結構待っていたのですが
紹興北駅も結構広くて、
袁さん一行は車で止められる場所を探して
グルグル駅を回っていたようです。
本当に申し訳ない気持ちで一杯。。

感動の対面。

本当にありがとうございます。
窓口のお姉さん。袁さん、孫さん、ドライバーさん。
心から思いました。

写真はイヤ!と照れるお姉さん。

この車の温もりを
僕は忘れない。

次回、中粮酒業訪問の巻!
※長い序章ですみません