旦那の酒蔵訪問記 vol.14 江西省~酒蔵から突然のキャンセル。食の旅へ~

旦那の酒蔵訪問記 vol.14 江西省~酒蔵から突然のキャンセル。食の旅へ~

江西省南昌、本来は某酒蔵さんとアポを経ての
訪問予定でしたが、現地到着後、突然のキャンセル、
理由を着てみると、最近の日中問題によるものと、残念です。
※以前掲載していたものを編集して再アップしております

この酒蔵さんのお酒を
別の場所で飲んで気に入りました。
江西省では、珍しい醸造酒。
基本的には、白酒を製造してますが、
それと並行で米から製造する
醸造酒も生産しています。

黄酒とは違い、色は白く濁った物で、
日本酒を甘酸っぱくした感じの物です。
こちらに来て知った事ですが、
江西省は魚と米の里と言われ、
お米の生産が盛んです。

そう言う事で、
お米を使ったこのような
醸造酒があることに気づかされました。

町場では、同じように日本の甘酒の様な物、
また、紅米を原料とした変わった黄酒を発見。

また、それに関連して江西省の白酒と言えば
「四特酒」。南昌の酒屋さんや、
飲食店には、どこもこのお酒が置いてある程です。

この四特酒も白酒では
珍しくお米100%で製造されています。
この地域は、醸造酒・蒸留酒にしても、
お米を原料とした
この地域独特の酒文化があるようです。

さて、本来の目的の酒蔵訪問がなくなったので、
あとは、町の探索だけです。
ところが南昌という都市は、
よく耳にする有名な場所ですが、
意外に田舎で、
特にこれといった物が無く残念でした。

あまりこの方面に知識がなく、
あっているか解りませんが、
ここは、共産党の決起された場所?らしい。
八・一起義記念館なる物がありました。
更にその他、共産党に関連した公館が
街中に多くあった気がしました。

食に関して、市場を探索しましたが、
時期的な理由が有るかもしれませんが、
野菜・魚介類の種類が少なく、
食材のバリエーションも有りません。

全体的に食材に関しては、貧しい地域だと感じました。
ただひとつ驚いた事があります。
市場内に生きた山羊がうようよと、山羊の生け簀だ。

続いていてレストランを食べ歩いた
結果の推察は、野菜・魚類は
市場と同じように
特に珍し物は、ありません。

肉類は、鶏肉がほとんど無く、
豚・鴨・(山羊、羊)・牛といった順で、
犬鍋が結構どこにでもありました。
味付けは、簡単に言ってしまうと、
辛くて、しょっぱい。
にんにく・生唐辛子・(醤油、塩)で
炒める煮ると至って単純なものが多いです。

ひとつの特徴として辛味に、
四川・貴州地域が泡辛椒、
湖南が干辛椒を使うのに対し、
こちらの料理はそれらをほぼ使用しません。
そのかわりに、生の唐辛子を使います。

この地域の料理を表現する時に
”減鮮香辛”と言います。
また、よく見かけた料理は、干し肉。
どこの店の店頭にも
自家製の干し肉を干しています。

味は、南方系の干し肉の味付け
(香辛料・メイグイ酒・甘醤油か塩)とは違い、
こちらの味付けも至ってシンプルで、
単なる塩漬けといった感じ、
ただ物によっては、
スモークを入れた工夫をした物もありました。
その点は、湖南省の干し肉に通ずるものがありますね。

もうひとつよく見かけた料理があります。
米処ならではのビーフン(米粉)、
日本で食べる細麺でなく、太麺です。

また、西南地域の太麺米粉(柔らかい)とも違い、
食感がしっかりとしたコシがあります、
米でどうやってこのコシを出すのか不思議です。
レストランには通常の小麦面の焼きそばは、ありません。
すべてこの米粉です。
地理的な要因か、この地域は特に独特な特徴というものはなく、
福建省・湖南省・客家地域に囲まれた
3地方の料理が混ざり合った印象でした。