旦那の酒蔵訪問記 VOL.16 内蒙古<中>~白酒主流の内蒙古最大酒蔵で出会った牛乳地酒~

旦那の酒蔵訪問記 VOL.16 内蒙古<中>~白酒主流の内蒙古最大酒蔵で出会った牛乳地酒~

河tao酒業は、内モンゴルで一番大きな
メーカーさんです。
五糧液集団や古越龍山集団と同じように
酒事業を軸に多方面の事業を展開する
地方を牛耳る地会社です。

イメージで言うと、
馬乳酒を生産している想像をしてしまいますが、
白酒をメインに生産する酒蔵です。

またこの地方で飲まれているお酒も
大部分が白酒です。

馬乳酒は、日本人の勝手に想像する地酒で、
実際は、特に現代において、一部の本物の
遊牧民族が製造するぐらいのもので、
どの酒蔵も生産をしておりません。

そして今回私が目的とする醸造の乳酒、
または、蒸留した乳白酒は、牛乳が原料です。

酒蔵さんの話ですと伝統的な馬乳酒の様に
牛乳を微発酵させて、同じように生産する
事は可能だそうですが、酒度が3-4°程度
発酵状態ですと、保存の管理が大変難しくなる
そうで、営利を目的とする生産は
無理だそうです(100%添加物無の条件で)。

そこで、こちらの酒蔵さんは、
100%牛乳を添加物なしの条件で
12°発酵させて長期保存可能な
醸造技術を開発して今に至るわけです。

中国国内ではこちらの酒蔵さん唯一の
醸造乳酒(添加物無)です。
そのこだわりは、隣接する場所に
牛乳精製工場がある程です。

味わいは、まるで牛乳のイメージが
感じ取れない白ワインの様です。
後味にふわっと甘い牛乳の香り程度。
牛乳を醸造させるとここまで洗練される
味になるとは、ビックリです。
逆に乳酒というイメージとのギャップが大きすぎて、
戸惑ってしまいます。

敷地内は、すごく巨大です。想像するところ、
東京ドーム15個分。自社の博物館も所有。
本社ビルは、この地域で一番大きく
近代的な建築物です。

また、白酒を固体発酵させる壕所の規模は、
圧巻です。この独特の臭いと風景は、
夢世界です。