台湾 古越御製紹興酒15年【台湾】越時代本来の紹興酒を再現した蒋介石の国宴専用酒

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▼紹興酒文化発祥の時代。本来の味を再現した「古越紹興酒」台湾版

台湾にはもともと紹興酒はありませんでした。1949年中国共産党に追われ台湾に移転をした蒋介石は復国への思いを高めるべく、公売局に紹興酒の研究・製作を指示したのが始まりです。

しかし、公売局は、越王勾践の故国「越」の時代、紹興酒の伝統が芽生え、花開いたと言われているこの時代本来の風味をなかなか実現できませんでした。そして、酒造りに長けた老師に麦麹など製造の秘伝を学び、台湾中部の埔里でついに蒋介石も唸る「古越紹興酒」が開発されたのです。2000年の時を経て生まれたこの味こそが、紹興酒本来の味とも言われています。正真正銘の「古越紹興酒」があるのは、台湾だけです。



▼製造方法と原料
主原料は、丸みを帯びた糯米、蓬莱米(台湾産うるち米)です。麹は蓬莱米、そして小麦を使用して、米麹と麦麹を精製します。愛蘭甘泉の天然水と米麹、酵母で「酒母」を造り、酒母を基礎に二回に分けて、米麹や麦麹、丸もち米、愛蘭甘泉を加えながら発酵を進めていきます。

発酵後はもう一度搾り、清め、ろ過、殺菌、瓶詰の後、酒蔵に保管し、熟成させます。



▼紹興酒と蒋介石
蒋介石は紹興酒の産地、「紹興」がある浙江省の出身でした。そのため、紹興酒への思い入れも人一倍強くありました。

古越紹興酒の開発に成功して以降、蒋介石の誕生日には選りすぐりの1本が「介寿酒」(蒋介石の長寿を祝う酒)として送られていました。しかし、真実は蒋介石にそのお酒の評価をしてもらうためだったと言われています。

蒋介石は下記のようにランク付けをしました。

「皇」 中華民国の旧都南京を奪回時の祝賀会用
「王」 蒋介石用
「公」 国の行事用
「候」 議員への下賜用

皇にランク付けされた紹興酒については、全て貯蔵するように指示されました。そして、蒋介石の許可なく持ち出すことが禁じられ、特級の紹興酒が大量に保管されることになったのです。

蒋介石がこの世を去り、その後も継続して保管され続けました。

1999年9月21日の大地震が発生し、埔里の酒蔵は被害を受け、保管していたその紹興酒の整理を余儀なくされました。その酒の数は膨大だったため、全国各地に「埔里坊」をつくって保管することになり、2008年の馬英九政府はとうとうこの機密を解く決定をしました。古越御製紹興酒はこうして再び日の目を見ることになったのです。



▼15年以上のものが存在しない理由
蒋介石は、20年以内に中国に反攻しようと目論んでいました。その想いはこの酒造りにも反映されています。

このお酒の醸造期間は20年以上の表記がありません。実際に20年以上熟成したものも、20年以上の年数を記載すると中国反攻への想いと相反するため、最老で15年とされているのです。



▼国宴専用酒として愛され、金賞も受賞
40年〜60年代にかけて、御製紹興酒は蒋介石の国宴専用酒になり、海外からの来賓者にもふるまわれました。その味は大変好評を博し、陳年紹興酒(5年物)は1988年にギリシャで開かれた世界食品品評会で金賞を受賞、10年物は世界の酒品評会で2002年、2004年、2005年と3度に渡って金賞を受賞し、台湾を代表する銘ブランドに駆け上がりました。

▼飲み方

 常温 ★★★★★
 冷酒 ★★★★
ロック ★★
 熱燗 ★★★★

▼酒 DATA

 産地:台湾
 度数:17.5度
 容量:600ml
 原料:糯米、蓬莱米、米麹(小麦)

▼旨仙長ひと言コメント
台湾特有の麦感が強く、渋・苦の強く感じられる味わいがありつつも、まろやかで丸く、台湾老酒のイメージを一変させる革新的な飲み口だといえます。他紹興酒とも別世界。このお酒こそが紹興酒古来の味わいだというエピソードがまた紹興酒に対する浪漫を掻き立ててくれます。

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