2017年 10月 の投稿一覧

旨仙長日記【番外編】広西チワン族自治区旅行記(2日目)2017.6.14~6.18

天気は生憎の雨。予報では旅の道中ほぼ雨。
合羽が大活躍!

店先で売られていた饅頭と
ちまきをほうばりながら、
朝食の場所を探しに、ぶらり。

気になる砂鍋飯のお店発見!
しかしまだオープンしていない。
後日訪問決定。

そしてまた米粉に。
ボールに入れて食べるのも中国民家風。
日本では考えられないですね笑
味がよければすべてよし!
しかしかなりさっぱりとした味で
正直物足りなかったです。薬味必須。

現地の酒を見つけて、テンションが上がる。
これからの旅に楽しみが増えました。

桂林といえば三花酒が有名ですね。
至る所にありました。
ありすぎて何がどう違うのかよくわかりません。

桂林西駅から北西へ、新幹線に乗りました。
山の中を走りますが、
どうやったらたどり着けるのだろう?
というところに見える村が気になります。
いくつかありました。

駅から三江南まで現地の方に
車で送ってもらいました。

ぐるぐる回る中、
気持ちが一番躍動したお店に突撃!

油茶は中国各地で食べられるようですが、
桂林でも名物料理の一つ。
茶葉を油で炒めて鍋で煮込む料理。
さまざまな薬味がついてきます。

味は淡泊で、ついてくるあられや煎餅のような
ものたちも味がついているわけではないですが、
面白い料理だなと思いました。
加える材料によって
日本人好みの料理に化けそうな予感はあります。

酢鶏。
発酵臭がしっかり感じられて
おいしかったです。しかし
これ結構しょっぱいので単体だときついかも。
白飯or酒が必須。

カレーのような色合いのスープ
「羊 bie」はモツの香りが強め。
苦手な僕は少しきつかったですが
ついつい食べてしまう
中毒性ありな料理。

カウンター越しの酒をパシャパシャ撮ったり、
異国の言葉で談笑する僕らを
隣の方々が気になったようで、
巻き込まれました笑 

餅のような食べ物をもらいました。
日本でいうパンのような役割なのでしょうか。味はしません。

どこの国から来たのか?
と聞かれたので「日本」と言ったのですが
通じず。。中国語の先生に「発音キレイね」と
褒められていたので若干ショックでした苦笑
若干訛りありましたね(言い訳

そのお店を後にしてまた散策。
お腹にはもちろん食べたばかりの料理たちが
消化されずにいましたが、
次のお店へ突撃!
このお店では
厨房を見せてもらうことができました。

直接厨師さんに教えてもらう松島さん。
なれずしのように魚を発酵させたものがあり
それに感動されていました。
作り方を一生懸命教えてくれていましたが
2人とも中国語マスターではなく。。
でも、松島さんは「なんとなくわかった」
料理は国境を越える。

白酒にフルーツを漬け込んだものも
飲ませてくれました。
白酒独特の強烈さが
かなり緩和されていて
とても飲みやすい!
これなら日本の人でも飲めるという方
多いと思います。

このお店で一番インパクトのあった料理。
「紫血」。見た目名前共に
グロテスクですが
食べてみると、結構辛いのだけど
ミントやドクダミが
爽快さを与えてくれ
いいつまみ。
血がどんどん染み出てきているのですが
生臭さは全くありません。
不思議な料理でした。
もちろん、おいしいです!

先ほど作り方を教えてもらっていた
発酵魚。ツンとくる発酵の香りと魚の香りが
相まってこれまたたまりません。

かなりお腹がいっぱいになったので
街中を散策。
お茶屋さん巡ったり闘牛場へ行ってみたり。
歩いている人はそれほど多くありません。
観光客はほとんどいない。
ぼくらが目立つぐらい。
雨でしたしね。

お土産にお酒とお茶を購入しました。
今でも直営の黒猫夜に置いてあるので
興味のある方はスタッフに
「桂林のお酒があるってブログで
見たのですがありますか?」と
声をかけてみてください!

帰り、タクシーの呼び込みに捕まり、
一応金額を聞いてみたのだけど
明らかにふっかけてきていました。
そんな中、一番最初に声をかけてきた
青年(通称:左門君。豊作似だから)
が結局破格だったことに気づき、
お願いすることに。

左門君、自分のところに
戻ってくることを見越していて
ぼくらがいろいろ聞き回ったあと
左門君にしようと歩みだしたら
ほんといいタイミングで近寄ってきて
「ほらな?」と言わんばかりに
一緒に車までご案内。
やり手です笑


↑左門君の車。スズキのエブリみたいなワゴンカー。

桂林周辺にて、食事。2軒回りました。
桂林名物鴨血鍋を食べました。

血の醤油ダレのようなもので
コーティングされた
鴨肉たちがでか鍋でドトンと
登場。汁気はありません。

にしても、量が多い。。。
だいぶ残してしまいました。。。
申し訳ない。

この日は本当に
食べて食べて食べていた一日でした。

一日の終わりはまた昨日と一緒の
おじちゃんおばちゃんの元で
おしまい。

日々、黄酒。~【6本目】黄中皇10年 1-3日目<前編>~

黄酒は6つの味から成り立つとされることから
酒中旨仙ではオリジナルのチャートを作成しています。
旨仙長のdonが改めて全酒を数日間飲み
チャートを作成すると共に
どんなお酒なのかをみなさんに知って頂くこのコーナー。

今回は、かつて六大紹興酒のひとつとして
古越龍山や会稽山、塔牌など
大手紹興酒蔵と今でも肩を並べる
紹興酒「黄中皇」の10年物です!

▼黄中皇10年とは▼

6つの味覚が心地よく均衡した、
西路紹興酒の”皇帝”。
古参紹興酒酒蔵が
たどり着いた紹興酒造りにおける黄金比率は、
紹興酒通から「紹興酒を飲んでみたい」
という入門者までをも唸らせる
芳醇な味わいを生み出しました。

長期熟成の10年物は豪胆で濃芳、
やや甘口にも関わらず、
後味に爽快感と伝統ある
歴史深い味わいを感じさせてくれます。


1日目(常温)
黄中皇10年1日目【浙江省 紹興酒】

■感想
ひと口目直後に広がる旨、甜。そして渋、酸(これは少し)へと移り変わっていく。優しい味わいの中で舌、口の中全体へ味が染み込んでゆく。

★★★
★★★
★★
★★
★★★★
★★

2日目(常温)
黄中皇10年2日目【浙江省 紹興酒】

■感想
今日も旨、甜、渋が心地よく感じられる。このあたりのバランスがよいと飲みやすい紹興酒といえるのかもしれない。

★★★
★★★
★★
★★
★★★★
★★★

3日目(常温)
黄中皇10年3日目【浙江省 紹興酒】

■感想
前の2日ほど甜、酸をそれほど感じなかったものの、口の中への味の広がり方がとても大らかで、染み渡る具合が絶妙。

★★
★★★
★★
★★★
★★★★
★★★

続く

■「日々、黄酒。」の概要と、はじめた理由

旨仙長donが黄酒を日々飲み、6つの味覚チャートで
その味を表現していきます。

5年間直営中華料理店で毎日のように黄酒の味を見てきましたが
まだまだ自分の舌は未熟で、飲むたびに味のブレを感じます。

でもみなさんになるべく正確にどのようなお酒かを伝えたい

そのためには、ブレを少しでも反映させないためにも、
1銘柄につき6日間飲み続け
それを毎日チャートで残し、最終的に平均化して
チャートを確定していこうと考えました。

毎日その黄酒についてのチャートと感想を記録します。
みなさんにはどんなお酒なのかを知って頂くことで
ご購入のヒントになれば
と思っています。

~~黄酒6つの味覚~~
・・・甘み
・・・渋み
・・・辛口、アルコール感の強さ
・・・苦み
・・・旨み
・・・酸味

以上を踏まえて、各黄酒の味を
独断により点数付けしております。
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黄酒×おつまみ。vol.5「牡蠣屋のオイル漬け」(広島 牡蠣屋)

黄酒×おつまみ。vol.5「牡蠣オイル漬け」(広島 牡蠣屋)

「黄酒に何を合わせていいかわからない」

という声にお応えし、気軽に購入できて、
気軽に食べられるおつまみを購入し
それに合う黄酒が何かを探していく
連載コーナーです。

第5回目は
東京から離れて、広島は宮島。
市場に出回らない広島の厳選牡蠣を使用し
「全て宮島で作っています」
という牡蠣専門店牡蠣屋さんの
「牡蠣屋のオイル漬け」です!

これはいい予感しかしませんね。
最高のおつまみ探しの旅。いざ!


品名:牡蠣屋のオイル漬け

■内容:広島の厳選牡蠣をオイスターソースでからめながら焼く工程を繰り返し、オイルに付け込んで熟成。チーズのようなまろやかな食感と味わい。

■購入場所:牡蠣屋(広島)

牡蠣生産量日本一の広島。そして宮島唯一の牡蠣料理専門店の牡蠣おつまみ。全行程を宮島で行い、市場に出回らない厳選牡蠣を使用。長年の知識と経験を兼ね備えた牡蠣職人による本格おつまみに期待は大。果たして結果はいかに・・・?



海鮮といえば紹興酒!さらに日本酒のごとくお米をしっかり磨いたフルーティな黒米地酒、そしてコク濃厚生姜黄酒と味が異なる三種を選びました!

①黄中皇10年(ファンジョンファン)【江南派 紹興酒】

選定理由

・牡蠣屋のオイル漬けが濃厚な味付けなので、旨味と甘味がしっかり感じられる紹興酒として黄中皇10年を選びました。

採点

★★★★★

感想

牡蠣屋のオイル漬けのチーズのようなまろやかさ、しみ込んだオイスターソースの味が黄中皇のまろやかさととてもよいバランス。抜群にうまい!

②金朱鷺黒米酒(ヘイミー)【江南派 紹興酒】

選定理由

・日本酒の蔵元さんからおすすめされたという方がいたので、日本酒のように精米歩合の高い黒米酒を選定。

採点

★★★★

感想

牡蠣の風味と黒米のフルーティかつ爽快な甘味がなじんでとても心地よい。

③客家純宮 黒姜黄酒【南方派 梅州】

選定理由

・濃厚な味付けに、濃厚な黄酒を、ということでコクのある黒姜を選定。

採点

★★★★

感想

シロップのようなとても濃厚な黒姜にも負けない牡蠣屋のオイル漬けに驚く。黒姜が牡蠣を包み込む。一種の料理を食べているかのよう。生姜の風味がそう思わせるのかもしれない。

総評

牡蠣独特の風味は黄酒が口の中を通り抜けたあとも消えることがなく、その残り香でまたひと口酒が飲めてしまうほど。黄酒と大変相性のよいおつまみの発見となり、興奮してしまいました!自分用に贅沢おつまみの一品としてもよし、ホームパーティや家飲みでご友人との一杯に、きっと喜んで頂けるタッグとなるでしょう。別の一品「塩辛」が楽しみです。それはまた次回。乞うご期待!

旨仙長日記【番外編】広西チワン族自治区旅行記(1日目)2017.6.14~6.18

先送りするぼくの悪い癖。
6月に行った広西チワン族自治区の旅行記を
少しずつアップしていこうと思います。

うん、今更ですね!笑

写真、手帳のメモを見ながら
必死に記憶の中を彷徨いつつ
仕上げていこうと思います。

▼初日 2017.6.14

羽田空港で予想外のつるとんたんデビュー。
朝から満腹状態で経由の上海へ!
今回は、黒猫夜六本木店在籍時代の
店長でもあるMatsushimaの松島さんと一緒に
行ってきたのでした。

時間が少し空いたのでタクシーで街へ。
松島さんが行きたいという目当てのお店へ行くと・・・
デパート?暗い?

・・・やってない!!

何かすんなりいかせてくれなそうな
旅の始まりでしたが、気を取り直して
貴州料理を食べました。上海で。

団子がおいしかった!
(写真、大事なところがぼやけててごめんなさい)

中はがんもどきの中身のよう。
臭豆腐のような発酵臭のする具が
入っているのですが、
タレに絡めて食べると
想像を覆すおいしさ。
きれいな球に
どうやって具を入れこんでいるのか?

辣子鶏は黒猫夜や日本で一般的に
なっているタイプではなく、
一見鶏肉オンリー。
山椒がぴりっと利いています。
鶏をのけてみると油が下にたんまり。
そう、これはまるで中華風のアヒージョだ!
つるとんたんのうどんはこのときにはもうどこへやら。
バクバクと肉を喰らいます。うま

ドクダミとラーロウの炒め物は、
ドクダミの香りが強すぎてきつい。
もう少し小さくするなどして
アクセント程度がちょうどよいように思う。
好きな人にはたまらないんだろうな。

米豆腐を初めて食べましたが
大きな感動はありませんでした。
少し固い寒天みたい。
何かもっとお米の風味が
あれば感動があるのかな。
味はほとんどない。薬味次第。

大満足でお店を後にします。
エレベーターがきたと思ったら

謎の木があらわれた!

邪魔。。

空港に戻ってぶらぶらしていると
日本でも少数ながら出店している鴨屋さん発見。
初めて食べましたが、辛い!
酒なし&2人で食べるには
量が多すぎました。
びりびり。白酒が欲しい。

上海老酒「石庫門」発見。
12年はあまり置いていなかったです。
12年がおいしいのに。

そして予想通り?
空港で謎のお待たせタイム。
1時間遅れで飛行機発進!

桂林に着いたのはもう夜。
ここからさらにバスで1時間ほどゆきます。
当然のことながら、
日本人らしき人は一人もいない。
近くのホテルで降りたものの、
宿泊先のホテルの場所が見当もつかないので
タクシーで連れて行ってもらう。

ピカソ風?

受付のお姉さんがとても優しくて愛想もよし。
この時間(22時頃)にやっているお店がないか聞くと、
「あっちの方にあるかも」ということで
街へ繰り出しました。

桂林といえば米粉。
早速見つけたお店に入ります。

こちらの米粉はスープ有バージョン。
スープがないものもあって、
本当はそっちが食べたかったのですが
今回の旅では結局食べることができませんでした。
田螺も名物なので、
それを使った料理をちらほら見かけるのですが、
この米粉にも入っています。

小さいな、あまり入ってないな、
と思ったら下の方にごっそり。
小さいのが。ここは川じゃないんだぞ。

僕は元々米粉が大好きです。
一度黒猫夜でも赤坂店で
米粉のランチをやったときがありました。
この強い弾力をもった
独特な食感がたまりません。
いつまでもグミグミと噛んでいたい。

食後、少し近くをぶらぶら。
夜11時近くだというのに
お店がたくさん開いていて、賑やか!

小さな売店に立ち寄るとおじいさんとおばあさん。
日本語はもちろん通じませんが、
ぼくたちの片言の中国語に快く付き合ってくれて、
コミュニケーションはなんとか成立。
キンキンに冷えた缶ビールを購入し、
ようやく桂林に乾杯!

つまみは黒揚臭豆腐。これがなかなかうまい!
漬け汁に入っているのですが、
口に豆腐をほうばると
厚揚げのように中から
ジュワっと味が染み出してきます。
臭みも気にならず、
よいつまみとなりました。

これ結構待ったのですが、
その理由として
横で数人の中国人が作っている人に
何やら言っていたんです。
ダメ出し?オーナーさんなのか?
ただのクレーマーなのか??
こんなのは臭豆腐とはいえないね!
とても言っているかのような??

いろいろと言われて
少し可哀そうなお兄さんを尻目に
一日目、終了。

日々、黄酒。~【5本目】女児紅10年 4-6日目<完結編>~

女児紅10年【浙江省 紹興酒】

黄酒は6つの味から成り立つとされることから
酒中旨仙ではオリジナルのチャートを作成しています。
旨仙長のdonが改めて全酒を数日間飲み
チャートを作成すると共に
どんなお酒なのかをみなさんに知って頂くこのコーナー。

女児紅10年、後編(完結編)です。
辛口代表の紹興酒、どんなチャートが
できあがるでしょうか!

▼女児紅10年とは▼

古くから紹興酒造りに携わる人たちに
おける常識として密かに知られている、
東西における紹興酒の風格の違い。

西路紹興酒は濃厚甘口に対し、
東路はさっぱり辛口。
女児紅はその東路における
最大の紹興酒蔵、
黄中皇同様に
かつての六大紹興酒に
数えられた銘ブランドです。


4日目(常温)
女児紅10年4日目【浙江省 紹興酒】

■感想
やはり、酸、渋味が強い。舌全体へと広がる酸の中に、渋、苦。そして旨味はそれらを支えるバックボーンとしての役割を担っている。

★★
★★★
★★★★
★★
★★★
★★★★

5日目(常温)
女児紅10年5日目【浙江省 紹興酒】

■感想
口に残る重厚感。紹興酒独特の風味。ワインとは異なる、紹興酒の個性。

神気と似ているかも?

★★
★★★
★★★★
★★★
★★★
★★★★

6日目(常温)
女児紅10年6日目【浙江省 紹興酒】

■感想
今回は酸味をそれほど感じなかった。このブレはまだまだ舌が未熟なせいか。渋、苦が強い。

★★
★★★★
★★★★
★★★★
★★
★★★

■女児紅10年 総括

女児紅10年 チャート【浙江省 紹興酒】

<女児紅10年 チャート結果>

甜 2.0
渋 3.5
辣 4.0
苦 2.7
鮮 2.8
酸 3.3

日々つけた★=1点とし、各項目の合計を6で割って算出。

総じてシャープな印象。東路の紹興酒らしく、まさに
辛口の風格。舌に広がる酸味を感じつつも、神気ほど
ではなく、ほのかながら甘・鮮が全体のバランスを整
えている。神気同様紹興酒通に気に入って頂ける紹興
酒だと思います。




■「日々、黄酒。」の概要と、はじめた理由

旨仙長donが黄酒を日々飲み、6つの味覚チャートで
その味を表現していきます。

5年間直営中華料理店で毎日のように黄酒の味を見てきましたが
まだまだ自分の舌は未熟で、飲むたびに味のブレを感じます。

でもみなさんになるべく正確にどのようなお酒かを伝えたい

そのためには、ブレを少しでも反映させないためにも、
1銘柄につき6日間飲み続け
それを毎日チャートで残し、最終的に平均化して
チャートを確定していこうと考えました。

毎日その黄酒についてのチャートと感想を記録します。
みなさんにはどんなお酒なのかを知って頂くことで
ご購入のヒントになれば
と思っています。

~~黄酒6つの味覚~~
・・・甘み
・・・渋み
・・・辛口、アルコール感の強さ
・・・苦み
・・・旨み
・・・酸味

以上を踏まえて、各黄酒の味を
独断により点数付けしております。
====================================================

旨仙長日記【9日目】かまってちゃん。

最近、酒中旨仙の下部に
黄酒を抱えた方々がちらほら並んでいるのに
気づいて頂けましたか?よね?

最近、お店へ伺ったときに
スタッフさんに聞いています。

「好きな黄酒、何ですか?」

少しでも黄酒を飲んだことのない方々に
身近に感じて頂けたらなと
常日頃回転の悪い脳みそを
ぐるぐる回しているのですが
その内の一つとして思いついて、
始めた次第であります。

質問の際に気を付けたのは、
ささいなことなのですが
おすすめの黄酒
ではなくて
好きな黄酒。
意味合いが違いますね。

この結果をもとに
黄酒人気ランキングを作ろうかな
とも思っています。
以前直営店で
ランチの人気ランキング
「K-1(黒-1 クロワンですよ)」
というのをやったことがあって、
思いのほかご投票頂けたので
「H-1」でもやろうかなと。

今10票程度集まっていますが
既に表が固まりつつあります(笑
味の幅が広い黄酒でも
みながおいしいと思う黄酒って
やっぱりあるんだなぁ。

このときに撮った写真を
Instagramにてアップしており
酒中旨仙の下部に表示がされているのです。
あ!前に行ったお店の人だ!
ということがあるかも?

撮影に断られてしまうこともあるのですが
何が好きかを聞くと
みなさんあれかなこれかなと考えだして
その時間が僕は好きだったりします。
黄酒のことを考えてくれているのが。
お!黄酒のこと考えてくれてるぞ!
振り向いてくれてるぞ!って。
寂しい子供みたいですね笑
かまってちゃん。

めざせ100人!

旨仙長don

旦那の酒蔵訪問記 vol.7 番外編① ベトナム

中国から抜けて東南アジアへ。
南西中国地方から連なる東南アジア、
たいして変わりのないのりで訪問しました。
今まで中国ばかりでしたので、
初めて中国語の通じないエリアで、
テンション上がってます。

短期間での浅はかな訪問になるかもしれませんが、
ひるむこと無くローカルな僻地、
庶民生活の真ん中へ突進して行きたいと思います。
また、酒蔵ヘは寄れませんが、
酒蔵訪問記のコンセプトにある、
酒と食にまつわる事柄を中心にレポートしていきます。

ハノイ - ホーチミン ベトナムの2大都市へ訪問。
よく日本で耳にするベトナムの2大都市。

行ってみて感じたことは、
ハノイは以外に小さい地方都市で
ホーチミンの方が数倍大きな発展した町です。
ハノイは、旧市街を中心に古い洋館と
アジアが混じった建築物が
たくさん残るゆったりできる長期滞在型。
ホーチミンは、まさしく発展途上進行中の
カオスで荒々しく、汚く、
原付バイクたくさんで...。

でもこんなん好きですね!
30年前ぐらいの台湾を思い出します。
地下鉄ができれば、
すぐに町はうまく整備されるでしょうね。

ゆったりハノイ
ハノイ ハノイ

ベトナム的なお家
ベトナム的なお家 ベトナム的なお家

ベトナム的なお家 ベトナム的なお家

ホーチミンの小さな中華街
 

 

ハノイ旧市街の真ん中に泊まったお洒落ホテル。1泊これで3000円
ハノイのホテル ハノイのホテル ハノイのホテル

ホーチミン、奥の細道を進み、バックパッカーが集うゲストハウス
  


お酒事情。

ハノイでは、至る処にビアホイと
書かれている居酒屋っぽい店が
あちこちにあり、
昼からおじさん達が
ビールをかっ食らってます。

ちなみにみんな原チャリで来店。
さすが!飲酒運転関係なし!というか、
こちらの人の移動手段は全て原チャリ。
歩いてる人や自転車なんて全くなし。
中国みたく電動スクーターにすれば、
空気はだいぶきれいになるのに。

飲まれているお酒は、ほぼビール。
ビアホイとは、ハノイのうっすい
一杯50円くらいのビール。
あと見たベトナムビールは、
ハノイ・ホーチミン・サイゴン
と名乗った瓶ビール。
味は3種まずまずおいしいです。

その他の日本酒や中国の紹興酒的な醸造酒
まったくありません。
もしかしたらもっと内地に行けば
手作りのどぶろくの様なものが
あるかもしれません。

ローカルなレストランのメニューにも
お酒は、ビールだけ。
町中にたまに目にする小さな酒屋さんは、
ウイスキーとワインを少々。
こっちに来る欧米の観光客向けだろう。

ちなみに蒸留酒も
ベトナム特有の的なお酒もありませんでした。
ただベトナム産のウイスキーを
2種類見つけました。
一本500ml600円。
すごくまずいです。
焼酎にウイスキーの味を無理やり付けた感じ。

ベトナムビールたち、いまだ氷ビール文化

ハノイビール


サイゴンビール


ホーチミンビール

ベトナムウイスキー


あるレストランのお酒メニュー、珍しくウイスキーが置いてある。
ウイスキーはどこもシーバス、ウオッカも少々。

 

小さな中華街で見つけた薬膳酒。中の彫り物がグロい。
 


食事感想。
日本でのベトナム料理情報や
日本のベトナムレストランを
多少食べ歩いた後の感想です。

イメージは、やはり、生春巻き、フォーなど、
またフレンチが融合したオシャレな感じ、
といったものでた。
そしていざ、現地でまず、
食べ歩いてみると
ハノイ、ホーチミンという
中心観光都市であるがゆえ?
表立って見える料理は、
それらに付随するものが多く、
ふ〜んと言う感じでした…

ただ、ベトナムに隣接する中国の
南西地域奥地を経験している私は、
少々違和感を感じ、
こんなもんでは無いはずと、
ひたすら食べ歩き、
現地の人達が御用達する店々。

やはり…そうなんです。
以前の中華料理と一緒!
今、紹介されているベトナム料理は
あくまでも一部のファストフード、
またそれらをアレンジして
それっぽくしている
オシャレフレンチベトナム料理。

中華料理で言えば、
ただのギョーザ、ラーメン、エビチリ
なだけです!

食材も豊富、
一般的な牛、豚、鳥から、
山羊、鴨、イノシシ、
鳩、亀、犬までも…。

珍しい野菜の種類も結構あります。
特に料理の何にでも
ハーブ系の香味リーフを使いますね。
ハノイは、山もの。
ホーチミンは海鮮類が豊富ですね。

市場にて

黒猫ファームで栽培中の袋茸が。ベトナムの袋茸は小さい。

全部チリソース

商品の上に子供たち

蝦醤作り

漬物はこんな感じで販売、種類は少ない。




お気に入りビアホイ(おやじ居酒屋)
ハノイのお洒落番長、店前でお客さんのバイク整理担当です。



空心菜と水牛炒め、定番の揚げ豆腐



鳩の丸焼き、ウナギの炒め物



店内


豚のスペアリブ


ハーブ入りベトナムさつま揚げ







雷魚のから揚げ


山羊冷菜、レモングラスと蝦醤


高級なビアホイ


ベトナムのカエルを試食




ローカルフード

初めて生からの揚げたてソフトシェルクラブ、最高


皮付き子猪、柔らかく肉汁たっぷり




ベトナム中部、フエ料理の鉄板



食当たり怖いけど、タニシチャレンジ


朝食

瓜の中から雷魚登場

最後の晩餐、お洒落にきめた

最後は突然の超絶スコール、
オープンテラスの私と料理たち...
びしょ濡れ...
店停電、帰宅。

日々、黄酒。~【5本目】女児紅10年 1-3日目<前編>~

女児紅10年【江南派 紹興酒】

黄酒は6つの味から成り立つとされることから
酒中旨仙ではオリジナルのチャートを作成しています。
旨仙長のdonが改めて全酒を数日間飲み
チャートを作成すると共に
どんなお酒なのかをみなさんに知って頂くこのコーナー。

今回は神気に引き続き
江南派から選びました。

江南派が最も味の違いについて
感じ取りづらい面があります。
また、スーパーなどでも
購入できるのはいわゆる紹興酒。
一通り江南派の味を感じていくことで
旨仙以外の紹興酒がどういった味なのか
も分析できるようになっていくと
思っています。

というわけで、
5本目は「女児紅10年」(ニューアルホン)
です!この銘柄は
ご存じの方が多いと思います。
丸いボトルの5年物が
よく中華料理店や中華食材屋さんで
売られているからですね。

▼女児紅10年とは▼

古くから紹興酒造りに携わる人たちに
おける常識として密かに知られている、
東西における紹興酒の風格の違い。

西路紹興酒は濃厚甘口に対し、
東路はさっぱり辛口。
女児紅はその東路における
最大の紹興酒蔵、
黄中皇同様に
かつての六大紹興酒に
数えられた銘ブランドです。


1日目(常温)
女児紅10年【江南派 紹興酒】

■感想
すっきりとしてシャープ。
まずは酸を感じ、渋味と苦味に
移り変わっていく印象。

★★
★★★
★★★★
★★★
★★
★★★

2日目(常温)
女児紅10年【江南派 紹興酒】

■感想
シャープにすっと口の中を通過し
その後ふわっと広がる渋・旨味。
旨味は酸に変わっていく。昨日
とは逆の流れか。
後味はすっきりでドライながら
酸がいつまでも残る感じ。
神気と似ているかも?

★★
★★★★
★★★★
★★
★★★
★★★

3日目(常温)
女児紅10年【江南派 紹興酒】

■感想
昨日とそれほど感想はかわらない。
旨味がより感じられた。

★★
★★★★
★★★★
★★
★★★★
★★★

後編へ続く。

■「日々、黄酒。」の概要と、はじめた理由

旨仙長donが黄酒を日々飲み、6つの味覚チャートで
その味を表現していきます。

5年間直営中華料理店で毎日のように黄酒の味を見てきましたが
まだまだ自分の舌は未熟で、飲むたびに味のブレを感じます。

でもみなさんになるべく正確にどのようなお酒かを伝えたい

そのためには、ブレを少しでも反映させないためにも、
1銘柄につき6日間飲み続け
それを毎日チャートで残し、最終的に平均化して
チャートを確定していこうと考えました。

毎日その黄酒についてのチャートと感想を記録します。
みなさんにはどんなお酒なのかを知って頂くことで
ご購入のヒントになれば
と思っています。

~~黄酒6つの味覚~~
・・・甘み
・・・渋み
・・・辛口、アルコール感の強さ
・・・苦み
・・・旨み
・・・酸味

以上を踏まえて、各黄酒の味を
独断により点数付けしております。
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黄酒×おつまみ。vol.4「カリーココナッツ」(nuts tokyo)

nuts tokyo

黄酒×おつまみ。vol.4「カリーココナッツ」(nuts tokyo)

「黄酒に何を合わせていいかわからない」

という声にお応えし、気軽に購入できて、
気軽に食べられるおつまみを購入し
それに合う黄酒が何かを探していく
連載コーナーです。

第4回目は
新たな購入店舗「nuts tokyo」さんで
購入したナッツシリーズ。

最高のおつまみ探しの旅。いざ!

品名:カリーココナッツ

■内容:くるみとナッツにカレースパイスがまぶされたおつまみ。ほのかにスパイシー。

■購入場所:nuts tokyo(広尾)

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2017年1月にオープンの「ナッツ=スーパーフード」として取り扱う専門店。
前回「力の実」でナッツ系のおつまみは黄酒に合う、という教訓もあり、期待大!
「紹興酒に合うものを探しています」という相談の元、いろいろと試食させて頂き、選びました。



今回の黄酒 ラインナップ

今回は、スパイシーさを癒してくれたり、うまく織り交ざったりしてくれそうな、この3酒にしました!

①百吉納(バイジーナー)【北方派 内蒙古】

百吉納【北方派 内蒙古】

選定理由

・ミルクのやさしい甘味がナッツの甘味とうまく合いそう
・百吉の独特なツンとくる風味とスパイスとのバランスが心地よさそう

採点

★★★★

感想

噛み砕くほど感じられるナッツのクリーミーさに対して百吉の酸がより強く感じられるのが心地よい。さらにカレー風スパイスが百吉の独特の風味と相まってよいバランスを生んでいる。

①女児紅(ニョジコウ)【江南派 紹興酒】

女児紅(ニョジコウ)【江南派 紹興酒】

選定理由

紹興酒とピーナッツはおつまみとして相性はよい。他2種が甘味のあるタイプなのですっきり辛口タイプを選定。

採点

★★★★

感想

・ナッツの甘味が女児紅の渋・酸と混ざり合って、おいしい!ナッツも香辛料もやっぱり紹興酒にはもってこいのパートナーですね。

③沉缸酒 伝統型8年(チェンガンジョウ)【南方派 龍岩】

選定理由

・ナッツのクリーミーな甘味と、南方黄酒の甘味がマッチするのではないかと思い。代表的な沉缸酒を選びました。
・スパイシー×南方の甘味と、何を生むか試してみたく。

採点

★★★

感想

悪くはないが、やはり沉缸酒の濃厚な甘味が強すぎる。くるみのカラメル和えを食べているよう。ただ、合わせるものを選ぶ南方の中では合う方だと思う。

総評

噛めば噛むほど拡がるナッツの甘味は黄酒によく合います。味の強い黄酒にはスパイスが加わることで、よりよいパートナーになってくれるのだと実感。黄酒に合わせるあらばスパイスはもっと利いていてもよいかなという印象。