旨仙長日記【11日目】「甘い酒」は食中酒にならない?

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冬は寒いですが
天気の良い日が多くて
いいですね。
2017年は天気の悪い日が
とても多く(特に土日祝)
天気予報をよく気にした
一年だったと思いますが
最近はあまり見なくなりました。

さて、
先日とあるお店さんから
缸缸好について
こんな感想を頂きました。

「甘いといって
お客さんがあまり選ばない」

こういう話は結構多いです。
缸缸好に限らず。

南方の黄酒は
濃醇で甘口タイプが多いです。
缸缸好もその中の一酒であることは
間違いありません。

日本酒でも「辛口」という言葉が
もてはやされたのは
そんなに昔なことではないと思いますが
すっきりとした味わいの酒を求める人が
多いなというのは飲食店で働いてきて
体感してきましたし
感覚的にわかる部分はあります。
(紹興酒でも、辛口ください、と
言われることがあります)

でも、最近面白いことがありました。
まだ過程の話なのですが
今Instagram企画で
「わたしの好きな黄酒」
と題して、
お店で働くスタッフさんの
好きな黄酒を1本選んで頂き
投稿しています。
こんな感じに。

まだまだ票数は少ないのですが
なんと、缸缸好が一番人気なのです。
これは意外なことでした。
実は僕自身も缸缸好に投票しました。

甘いお酒=嫌われる
という認識を持たれている
お店さん、
少なくないなと思います。
きっとお客さんから
言われることも多いので
結果的にそうなるし
時代の潮流からも
体感されているのだと思います。

僕はぶっちゃけると
お客さんの「甘くないお酒が好き」という
言葉を信じていない”とき”があって(失礼)
例えば「なんのお酒にしようか?」と
悩まれているお客さんに
サービスで3種ぐらいテイスティング
して頂くことがあります。
「甘いお酒、嫌だ」というときでも
時折、缸缸好や黒米酒(これもよく甘いと言われます)
などを1種入れてみることがあります。

すると、意外と
「これおいしいね」と
言われることがあるのです。
甘いの嫌だ、という方でも。

7:3とか8:2ぐらいかな。
割合でいえば少ないですが。
(7=やっぱり甘いの嫌という方)

缸缸好でいえばお店では
ボトルでご注文ももちろんあるし
とても気に入って
「ケース売りしてくれよ!」
とお店で直接言われたので
旨仙で6本入りを商品として
新しくアップしたこともありました。

好きな人は、いる。
少なからず。
甘いお酒でも
食中酒で楽しむ方もいる
ということ。

甘口が避けられる
というのはなんとなく理解はできますが
そこで棚の奥底へと追いやってしまうのは
お店さんにとってもお客さんにとっても
出会いの場を失うもったいないなと
感じます。

僕は酒売りなので
ポジショントークになっている
ような気もしますが(汗
いろいろな可能性を見出すように
動いていって悪いことは
ひとつもないんじゃないかな~
お店さんも、飲む方も。

缸缸好で言えば
麻婆豆腐や唐辛子を大量に使う料理と
合わせると舌を癒してくれて
いい加減で飲むことができるし
芋のほっくりとした甘味と合うし
甘味がやっぱり気になる
ということであればロックにしたり
ボトルごと冷やしたり
生姜を入れると甘味が相殺されて
すっきりする。
酒自体でもいろいろな方法で
活かし方があるように思います。

旨仙長
don

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