【ぶらり 黄酒探訪】紹興酒、チンタオ老酒、よだれ鶏に白麻婆豆腐…「東京チャイニーズ一凛」(築地)

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※過去Nomoooさんにて掲載していた記事を
再編集&追記してアップしています。

日本はおろか
中国本土にもあまり流通していない
中国郷土酒を置くお店を食べ歩く
「ぶらり 黄酒探訪 食レポ編」。

第一弾は築地にある
「東京チャイニーズ 一凛」さんです!

最寄駅は新富町。1番出口より徒歩2、3分の場所に
あります。表にはおすすめメニューが並ぶ黒板。
入る前からワクワクしてきます。

店内は木製のインテリアでまとめられていて
温かみのある色合い。くつろげます。

この日のおすすめラインナップ。
シェフの斎藤さんは四川飯店出身。
こだわりは素材。
立地を生かした鮮度ある海鮮の仕入れ、
それにとどまらず各地方からもいいものを入れ、
素材を活かした料理を提供することを
心がけている、とのこと。

中国酒は各地の黄酒を取り揃えています。
味の特徴をチャートで表しているので
それを見ながら好みに合わせて注文できます。

ビールで乾杯後、
3種類の飲みくらべセットを注文。
江南「石庫門(シークーメン)12年」、
北方「銀朱鷺黒米酒(ヘイミージウ)」、
南方「台湾老酒10年」。

黄酒は味の違いがわかりやすい
というのが魅力のひとつですね。
飲みくらべることで
中国酒の面白さがダイレクトに
明確に感じられます。

「三重県産岩牡蠣の冷菜」。
蒸し具合が絶妙で中身がぷりっとした牡蠣。
「山椒を最後に一粒かじってください」とは斎藤シェフ。
柑橘系の香りが拡がって口の中が落ち着きます。


「よだれ鶏」。
よだれが出るほどおいしい鶏料理、ということから命名された四川の名物料理。
やわらかく弾力ある鶏肉は当然のようにおいしいのですが、
さらに上に乗っている白レバーに舌鼓!
クリーミーな食感、風味と黄酒の相性が絶妙。
これだけで十分なおつまみ。
お酒好きな方にとっては
エンジンがかかってきた頃に
食べるのがベスト。


ここで紹興酒「孔乙己(コンイージー)8年」を注文。紹興酒は辛いものやモツなどよく合います。
料理は「牛舌と豚モツの四川風冷菜」。
臭みは強くなく、モツ苦手な自分でも美味しく食べられました。
ちなみに料理は一人ずつ分けて提供してくれます。これも嬉しいサービス。


「じゃがいも冷菜サラダ」
ごま油の風味がたまりません。辛さ全開の中、優しい料理。


「佐賀県 酵素豚の黒酢スブタ」
こんな形の酢豚は初めてです。周りはカリッと揚げられ
中はジューシーな豚肉。あっという間に、ペロリ。


山東省青島地酒「即墨老酒(ジーモーラオジウ)焦香型」。
中国三大醸造酒の1つ。
黍を入り焼いてつくる製法は他にない味を生み出しています。
スモ―キーな香りとほのかな甘みがクセになります。

突然、斎藤シェフがガラスの大きな入れ物を持ってきて
車海老を放り投げました。そう、生で「酔っ払いエビ」!
びしゃびしゃと跳ね上がる車海老が酔っ払ったところで
土鍋で蒸し上げてくれました。
紹興酒の焦げた香りがほんのり甘く、とても香ばしい。

「白麻婆豆腐」。
一見、普通の麻婆豆腐と思いきや横から見てみると
下が白い!これは豆腐を煮込むのと、
上部の他具材を煮込むのとを別で調理しているため。
本場中国料理人直々に教わったという斎藤シェフ。
牛肉のまろやかなとろみやナッツの歯ごたえなど
味だけでなく食感も楽しめてレンゲが進みます。


最後は炒飯。ぷりぷりの海老がたくさん入っています。
米がぱらっとしながらもふんわりとやわらかい。


中国茶も豊富に置いてあります。
安徽省の「黄山毛峰」で胃袋を静めます。

意外にもねらい目の曜日は「金曜日」とのこと。
築地でおいしい中国酒と中華料理で一週間を締めくくる、
なんていかがでしょうか?

余談)
実は撮影に失敗して掲載できなかった「大海老の丸ごとチリソース炒め」。
海老はもちろん、ソースがおいしくてこれだけでも最高のおつまみに!
こちらもぜひ食べてみてください。

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