上海の伝統の味を継承し、守り続ける"上海味道"
年数の違いは飲みくらべてこそ、感じられるもの。酒齢違いの豪華飲みくらべ。
「熟成年数が古ければおいしい」ではなく、各年数ごとの魅力をじっくり感じてみませんか。
今回は上海唯一の黄酒酒蔵が誇る代表ブランド「石庫門」(シークーメン)で12年、20年の豪華贅沢セットです。
紹興酒の産地、紹興と近い地にありながら、独自の道を歩み生んだ、クリアで斬新な味わい。ぜひご堪能ください。
▼お酒紹介その1 石庫門12年
▼味DATA
▼仙長コメント
紹興酒と比較して、味わいは酸味、苦味が抑えられていてすっきりとした飲み口。ただ、さまざまな原料を使用しているため、味の広がりと深みのある風味が感じられます。大変飲みやすい味わいなので、紹興酒が苦手な方や、一般的な紹興酒に飽きた方などにおすすめです。
▼お酒紹介その2 石庫門20年
▼仙長コメント
長期熟成20年物は優雅に広がる芳醇な香り。5年から12年はやや甘味が加わった印象でしたが、12年と20を比較すると渋味や酸味がやや増して、少し尖った印象に。紹興酒の味わいに寄った印象です。
▼味DATA
※20年物以上のプレミアムな黄酒はチャートを作成しておりません。
▼銘柄紹介 石庫門(シークーメン)
かつて築かれた租界時代の集合住宅、西洋と中華文化の融合。上海独自の個性を表現したまさに"上海味道"。
中国のみならず世界も視野に入れたその酒の造りに、上海を訪れた人たちを黄酒の世界へと誘う。
長い歴史を歩みながらも主原料、もち米の他クコや蜂蜜、干し梅などを使用するなど、新境地に至った斬新な風味の黄酒。
▼酒蔵紹介 上海金鳳酒股份有限公司(じんふぉん)
前身の上海市食品股份有限公司は1992年に株式公開し、上海証券取引所に上場。
食品を主力事業として資産規模を拡大業務品質を改善し続け、順調に成長を遂げる。
2008年には、大規模な資産再編を実施。現在の『上海金鳳酒股份有限公司』に改称され以来、同社は黄酒を主力事業とする上場企業となった。
「石庫門」「和酒」の2大ブランドを掲げ、20種の系列商品、60種もの商品を生み出している。上海唯一の黄酒メーカーとして、業界をけん引する存在に。